軽度の知的障害(精神遅滞)で障害等級2級を取得、障害年金約100万円を受給したケース

知的障害
【依頼者】岡山県在住 30代女性
【傷病名】知的障害(精神遅滞)(icd-10:F7)
【結果】 障害基礎年金2級
【処方薬】リスペリドン ミルタザピン

相談者の状況

当社ホームページよりメールにてお問い合わせ頂きました。

幼少期から親族よりDVを受けて育つが自身が置かれる環境を
思春期頃まで疑うことなく、育ってきた経緯があり、
相談当初は気分の落ち込み、希死念慮、等の症状があり、
「うつ病」で障害年金を申請したいとのことでしたが、
ここしばらくは、通院が滞っていたたため、
まずは、通院を再開し、診断書の発行が出来る状態まで、
待ちましょうというと助言いたしまたした。

後に、診断書の発行にかんして主治医がOKを出したため、
診断書を発行してもらうと、傷病名は「うつ病」ではなく、
軽度の「軽度の知的障害(精神遅滞)」でした。

医師の見解では、ベースには知能の低さと未熟な人格形成があり、
それらが原因で、仕事、人間関係が上手くいかず、
気分の落ち込み、希死念慮等の二次障害を起こしているというものでした。

軽度の軽度の知的障害(精神遅滞)でも障害年金の受給は可能?

ご依頼者様は、軽度の知的障害(精神遅滞)ではあるものの、
短大を卒業後、医療機関での就労の経験のある30代の方でした。

軽度の知的障害(精神遅滞)でも通常は、遅くとも、
小学校に入って、集団生活に適応できないために問題行動が目立つなどして、
気付くことがほとんどです。

知的障害(精神遅滞)も障害年金の対象疾病であるため、申請は可能でしたが、
短大を卒業し、就労経験のある30代の方が障害等級2級以上に認定される可能性は
低いと正直感じていました。

しかし、ご依頼者様からヒアリングをすると、
小学校に入学当初から授業にはついていくことが出来ず、
給食の準備、着替え、掃除等も行動が遅く集団行動も出来ない状態で、
イジメられており、学校からは、特別支援学級に入ることを
勧められていたとのことでした。

しかし、両親の強い反対により、普通学級に通い、
両親からは、出来ないことを出来るようにと非常に厳しく育てられた
とのことでした。

本来、幼少期から特別支援学級に通う等して、
生活上の困難を克服するための教育を受けていれば、
大人になってから職業の選択を含め自身を取り巻く環境を
最適に選択できたはずだが、この歳までそうした施策は全くされておらず、
特に大人になってからは、自身の日常生活能力や就労能力の欠如から様々な
トラブルにも遭い、職業的自立が出来ないまま精神的にも追いつめられていました。

それらの事情を補足資料等に細かく記載し、これまでの経緯と、
日常生活と就労に支障をきたしてることを補足資料等で説明しました。
その結果、障害等級2級を取得、
障害年金約100万円を受給が決定しました。

 

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