器質性双極性感情障害で一時期、約587万円、次回更新までに約120万円受給されたケース
相談者の状況
【依頼者】岡山県在住 30代女性
【傷病名】器質性双極性感情障害 兼 甲状腺機能低下(橋本病)(icd-10:06.3)
【結果】 障害厚生年金2級
【処方薬】
症状が一番最初に出たのは、専門学校生だった14年前で、
生理不順、失声(声が出にくい)、疲れやすい、過呼吸等の症状があり、
近医を受診したが、受診したのは2回のみで、その後、7年間は、
たいした症状もなく、専門学校を卒業、普通に就労をしておられました。
しかし、6年ほど前より、動悸や過呼吸の症状と、広場恐怖が生じ、
発作を繰り返すたびに、予期不安が強まっていきました。
次第に涙が止まらない、激しい倦怠感、食欲不振、不眠等の症状がではじめ、
初診の病院とは別の病院を受診し、うつ病とパニック障害と診断され、
仕事を休むよう言われました。
その後、治療を続けるも、症状は一向に回復せず、むしろ増悪していき、
食欲不振、不眠、焦燥感、激しい気分の落ち込みがあり、常時居なくなりたい
と考え、一日中寝たきりで、日常生活の大半が一人ではできない状態だった。
またその一方で、一時的に、感情高揚、活動過多等の症状も見られた。
その後、より良い医療を求めて、転院を繰り返し、現在の病院で、
甲状腺機能低下(橋本病)による器質性双極性感情障害と診断された。
弊所ホームページよりお問い合わせを頂き、ヒアリングにの結果、
障害年金を受給出来る可能性がある旨をお伝えしたところ、
ご依頼頂きました。
14年前に初診があるものの、その後、7年間は、普通に生活をしておられ、
また、初診の頃に加入していた年金制度は国民年金であったため、
社会的治癒を申し立て、2件目の病院を初診の病院とし、
認定後の年金額がより高額となる障害厚生年金の請求を行いました。
無事、社会的治癒も認められ、器質性双極性感情障害で一時期、約587万円、
次回更新までに約120万円受給されました。