兵庫県-双極性感情障害で障害等級2級が認定された事例

障害基礎年金

相談者の状況

【依頼者】兵庫県在住 40代男性
【傷病名】(icd-10:F31.4)
【結果】 障害厚生年金2級
【処方薬】ミルタザピン ロフラゼプ酸エチル
【主な症状】
・抑うつ状態
思考・運動制止  憂うつ気分

障害基礎年金が認定されるまでの経緯

職場での心的負荷が重なっている中、気分高揚、多弁、過活動、散財行動といった
激しい躁状態となり、周囲の対応も困惑する状況となった。
家族の勧めで近医を受診するも、持続できず、現在に至るまで約19年間、
転院を繰り返していた。
近年は抑うつ状態が続いており、休職を繰り返しながら社会復帰を目指したが、
叶わす、退職いた折り、奥様から弊社ホームページへお問い合わせがあった。

障害年金を受給出来る可能性があることをお伝えし、受任にいたりましたが、
この方の場合、障害年金を申請するにあたり、2点ほど問題がありました。
以下がその問題点です。

①初診日が19年前頃で、初診日を発見できるかどうか。
②現在通院しているクリニックの意思が障害年金に対して否定的な意見を持っていた。

①初診日の問題については、これまで数多くの病院を転院していたため、
ご記憶のある病院を1件1遡って件訪問することで、なんとか、初診の病院名を
発見できたものの、既に、廃院しており、当然カルテが残っておりませんでした。

そんな中2件目の病院から既に廃院した病院から発行された、「診療情報提供書」が
みつかり、その「診療情報提供書」の内容からおおまかな初診日を割り出し、
それを証拠としました。

②の現在通院しているクリニックの意思が障害年金に対して否定的な意見を持っておられる
ことに関しては、近医の障害年金に比較的理解あるクリニックを紹介させて頂き、
そちらへ転院してもらうことで、なんとか、問題を解決することができました。

初診日についてはかなり不安もありましたが、無事障害等級2級が認定され、
次回更新まで約471万円の受給が決定しました。

障害年金認定のポイントは

障害年金の認定に至る重要なポイントは、
・就労能力の有無
・日常生活能力の有無
この2点です。
うつ病、双極性障害等の精神疾患で働くことができなかったり、
日常生活に多くの支障を来たしている場合、障害年金の申請を
積極的に考えてみてください。

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