うつ病等メンタルの病気になりにくい仕事の選び方
仕事選びを間違うから心を病むのです。
うつ病等メンタル系の病気の方の障害年金の申請の代行をしていますと、
うつ病等になる一番の原因はやはり、「仕事」関係のストレスです。
うつ病は10人に1人は生涯のうちに一度はなるなんて言われていますが、
その多くの方が、「仕事」関係のストレスで心を病んでいると想像できます。
そういう意味では多くの人が、仕事選びを失敗しているとも言えるのでは
ないでしょうか。
そもそも、新卒なんかで就職活動をする時、履歴書を送ったりする会社を
どういう基準で選んでいるのか。
もちろん、会社の規模や、社風、給料の大小など様々な点でいろんな会社を
比較して、履歴書を送ったりエントリーしたりしていると思います。
しかし、最終的に一番の決め手は、その会社の事業内容が「好き」か「嫌い」か
で選んではいないでしょうか。
図にすうとこんな感じで。
エントリーしりようとする会社の事業内容が「好き」側に近いのか、「嫌い」側に近いのか。
そんな比較の仕方で選んでいるのではないでしょうか?
少なくとも私が新卒で就職活動をしている時はこんな感覚でエントリーする会社を
選んでいました。
しかし、アラフォー世代になり、これまでを振り返ると、仕事選びには、
「好き」か「嫌い」という基準軸以外にもう一本の基準軸があります。
それは、「得意」か「不得意」かです。
図にするとこんな感じです。↓
この図で言えば、「好き」かつ「得意」という仕事に就くのが一番良いわけです。
一方、「嫌い」かつ「不得意」な仕事に就くのが最悪と言えます。
「嫌い」かつ「不得意」な仕事に就く人は、あまりいないと思います。
この点については異論はないと思います。↓
問題なのは、このご時世、希望の「好き」かつ「得意」な仕事にはありつけず、
「好き」だけど「不得意な仕事や、「嫌い」だけど「得意」な仕事に就かざるを得ない
人がそれなりにいるという事です。↓
、
「好き」だけど「不得意」と「嫌い」だけど「得意」な仕事を比較したとき、
個人的な経験から言えば、「嫌い」だけど「得意」な仕事の方が圧倒的に
充実度が高いのです。
これは不思議なのですが、本当にそうなんです。
つまり、こういうことです↓
「好き」<「得意」
仕事を選ぶ時はその仕事が「好き」かどうかで選ぶより、「得意」かどうかで選んだ方が、
圧倒的に充実度が高く、心を病みにくいと思うのです。
これから、就職活動をされる方の参考になれば幸いです。